おまきざるの自由研究

好奇心の赴くままに

『沈黙の艦隊』を読んだらトランプ大統領就任を憂う羽目に陥った【漫画書評】

『沈黙の艦隊』を「皮肉なことに,2017年1月19日ようやく読了した.」と先述したのは,2017年1月20日にメキシコからの移民に業を煮やし,アメリカ・メキシコ国境間に壁を作ると大声で謳うドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ合衆国大統領に就任するからだ.

素晴らしき昆虫細密画の世界:熊田千佳慕『ファーブル昆虫記の虫たち』

はじめに まずはこの絵をご覧下さい.オオモンシロチョウ イタリアバッタ そしてスカラベ(フンコロガシ) スカラベでピンと来た方がいらっしゃるかもしれません.そう,これらの絵はすべてファーブル昆虫記に登場する虫たち(タイトルに書いてありますが)…

君は初代アンパンマンの末路を知ってるか?

アンパンマンは1968年に雑誌「PHP」にて始まった1年間12編の短編小説の連載の一つとして1969年10月号で発表されました(アンパンマン - Wikipedia).1970年にサンリオ社から出版された「十二の真珠」という短編メルヘン集に収められています.初代の姿は今…

その日,悪魔は"生きろ!"といった・・・『エリア88』【漫画書評】

エリア88 中東のとある国で政権争いを発端に内乱が勃発.政府軍対反政府軍の戦闘は日々激烈さを増していき,混迷を極めつつある・・・ などと書いたら,2013年から始まった中東のシリアにおける政府軍(アサド政権)対反政府軍による内戦のことと思う方がい…

【書評】女子大生との会話で送る『人間はどこまで耐えられるのか』

フランセス・アッシュクロフト著『人間はどこまで耐えられるのか』は,暑さ,寒さ,高度,海の深度などに対する人間の挑戦の歴史と,主に生理学に基づくデータの数々を手がかりに,人間が耐えられるのはどこまでなのかを明らかにすることによって,人間とい…

ゴキブリは足に耳,胃に歯,そして脳を2つ持つ:【書評】ゴキブリ大全

ゴキブリに関する形態・生理・行動・繁殖生態・採食生態・捕食者・歴史・考古学・文化・芸術・グッズ・愛玩動物・ヒト-ゴキブリ関係・産業への応用・対ゴキブリ兵器などを網羅しています. ゴキブリには6本の足があり,それぞれの足に棘がたくさんあるだけじ…

ベートーベンもシューベルトも梅毒だった:【書評】性病の世界史

『性病の世界史』 『性病の世界史』は,2003年に出版された『王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史』の文庫版である. 文庫 性病の世界史 (草思社文庫) posted with ヨメレバ ビルギット アダム 草思社 2016-02-02 Amazon 楽天ブックス 著者ビルギット・ア…

『失敗すれば即終了! 日本の若者がとるべき生存戦略』を読んだ雑感

たぶん書評ではありません.雑感が妥当かどうかもちょっとわかりません.本を買いました.読みました.そして自分が思ったことを思うまま書きました. かなり煽ってるタイトルですが,内容の多くは少子化問題についての考察です. 失敗すれば即終了! 日本の…