おまきざるの自由研究

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FP3級は1ヶ月で受かる!難易度,合格率,直前勉強法,試験会場について

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【2017年10月23日 追記】最新の3級FP合格率を更新しました.なお次の試験の申込開始は11月14日です.私は2級実技を受検する予定です. 

はじめに

3級FP技能検定試験に合格しました.

ファイナンシャル・プランニング技能検定と言うよりFP(ファイナンシャル・プランナー)試験のほうが一般的かもしれませんね.

2015年10月に受けた某資格試験は2点足りなくて不合格.FPはその悔しさをはらすため取得しようと思った資格の一つです.2016年の年明けから勉強を始め,1ヶ月弱の期間で2016年1月24日に挑んだところ・・・

自己採点の結果は合格点クリア.合格証も届きました.

なお,画像の通り「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」となってますので,FP3級ではなく3級FPが正しいです(と言いながらこのエントリーのタイトルはFP3級のままですが・・・)

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3級FPの試験

3級FPの試験は学科と実技があります.

●学科の合格点は,60点中36点
●実技の合格点は,50点中30点

どちらも6割とれればOKです.

模範解答は試験当日17:30に発表.自己採点ですぐに合否が判明します.

FP試験は,学科もしくは実技のどちらかが合格していれば,有効期間内に再受検して受かればいいというシステムです.しかも試験は年に3回あるので,年に1回1発勝負の資格試験よりはるかに気楽です.

「3級FPは誰でも受かる易しい資格」と表現されることもあるようですが,ある程度きちんと勉強しないと合格できません.では合格率をみてみましょう.

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合格率

直近5回(2016年1月〜2017年5月)の合格率が下の表です(個人は個人資産相談業務,保険は保険顧客資産相談業務:きんざいHPより).

3級FP試験結果
日時 種別 合格率 合格者数
2017年9月10日 学科 69.9% 22,830
個人 75.8% 12,239
保険 67.0% 9,608
2017年5月28日 学科 55.1% 16,390
個人 59.6% 7,553
保険 40.6% 4,941
2017年1月22日 学科 48.1% 16,800
個人 74.8% 13,020
保険 48.9% 6,376
2016年9月11日 学科 55.0% 18,148
個人 83.1% 14,663
保険 66.9% 9,876
2016年5月22日 学科 54.9% 14,441
個人 61.9% 8,022
保険 42.5% 5,219
2016年1月24日 学科 55.8% 17,013
個人 57.3% 10,013
保険 58.5% 7,653


◆直近6回の学科試験合格率は48.1〜69.9%.2017年9月の学科合格率はここ6回で最高の69.9%
となり,前回2017年5月の学科合格率55.1%より大幅アップしました.それにしても2017年1月合格率の低さ(48.1%)は気になります.問題が難化したせいなのか,それとも受験生の準備不足なのか・・・(2015年には66%の実施回もありましたから)

実技・個人資産相談業務の合格率は75.8%と前回2017年5月の59.6%よりアップしました.ただし,前年2016年9月の83.1%にはおよばずです.

過去問を解いてみた感想としては,学科より実技のほうが問題の当たり外れの影響が大きいかな,と思います.

受検回による合格率のばらつきは気になりますが,ざっくり言って受験者の半分は受かる試験だということがおわかりいただけると思います(実技の保険顧客資産相談業務除く).とはいえ,もしかしたら全体に難化傾向にあるのかもしれません.なめてかからないほうが懸命です.

3級FPは1ヶ月の勉強で受かる

◆私がちゃんと勉強し始めたのは試験3週間前になってからでした.さすがにそろそろまずいな,と思い参考書に取り組んだら,案の定知らないことばかり.

推薦される勉強のしかたは以下の通りです.
・参考書を3回読み,どこに何が書いてあるか把握する
・問題集(学科と実技)を3回解き,わからないところ・苦手なところをつぶしていく
・過去問を時間を計って解いてみる
・それでもわからないところはさらに繰り返して穴がないようにする

ですが,自由に使える時間の大半をブログ書くのに費やしていたせいもあり,参考書・問題集は1回ずつしか目を通しませんでした.それでも学科の過去問をやってみたら十分合格点に達しており,3級学科は46点合格でした(下の画像参照).

◆学科試験は60問中30問が2択,30問が3択です.一般常識でふつうに新聞やニュースから得ている知識や,年末調整・還付申告・確定申告・青色申告などの税金関連,生命保険や国民年金・厚生年金,株式・債券等の投資をしている方にはありふれた事項など,日常生活で経験している知識でカバーできる問題も含まれています.また,「これは文章がおかしいよな」ということから誤りと類推できることもあります.

2週間,1週間,はたまた一夜漬けで合格したなどという体験記もWEBにはあるようですが,鵜呑みにしないほうが良さそうです.でも1ヶ月あればなんとかなると思います.

◆3級学科の問題は正誤判定(つまり2択)が30問,3択が30問です.これが2級になるとすべて4択60問となります.

3級も2級も学科1分野の設問は10題です.しかし,選択肢の数が異なります.
・3級→正誤判定5題:2×5=10 3択5題:3×5=15 合計25
・2級→4択10題:4×10=40

選択肢数が多いということは出題内容もより細かくなるということですので,当然ですが2級の難易度はぐっと上がります(学科試験の合格率は3級で50%強なのが2級で25%前後ですからね).逆に言えば,3級学科の難易度はそれほど高くはありません(とはいえ私はリスク管理の得点がひどかったですが...)3級では,特に正誤判定の問題をなるべく落とさないようにすることがとても大切になります.

そう言うは易しですが,学科試験は6分野,実技試験でも5分野あります.オールラウンドに得点できる方はともかく,多くの方はどうしても苦手分野が出てくるのではないでしょうか?私の場合はリスク管理と金融資産運用がそうでした.結果にそのまま現れています.


<学科の結果>

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リスク管理がひどいですね・・・

<実技の結果>

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D,Eで1問ずつ間違えてしまいました.

計算問題じゃない箇所の配点は3点のようです.

 ◆FP技能士試験は60問中36問とれればOKですので,得意分野を最低2つ,できれば3つ作っておくことをお薦めします.

私の場合は宅建で勉強した不動産および相続分野がとても重宝しました.2級も学科だけは43点で合格しましたが,やはりこの2分野が大きく寄与しています.

株式や債券等で投資なさってる方でしたら,PERやROEなど知っていて当然の用語が登場します.得意分野から攻略していきましょう.

学科の直前勉強法については記事の最後のほうに記しました.まずは学科よりも易しい実技について次項で述べます.

実技の勉強法

実技試験では計算問題がほぼ必ず出ます.

【例題】
社債(表面利率1.2%,残存期間3年,額面100円当たり購入価格103円,償還価格100円)を購入した場合の最終利回りは何%になるか?

知っていればどうということはありません.実技に関しては必ず時間をとって,過去問・問題集をきちんと勉強しましょう.

実技はそれこそ直前10日前でも間に合います.問題集全部とは言いませんが,過去問3回分だけでも電卓を叩いて計算し,必ず手を動かして答を紙に書きましょう.

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持ち物,特に電卓

試験中に机の上に持ち込めるのは,鉛筆(HBとかB)シャープペン,消しゴム,時計,電卓です.電卓は必須です.電卓について電卓は普段使い慣れているもので十分ですが,2級まで取得を考えている方は液晶が大きめのをひとつ準備しても良いかもしれません.

なお,受検表に記載されているように試験に持ち込める電卓についてはレギュレーションがあります.一度ご確認ください.


レギュレーションに抵触しない電卓で,液晶サイズが大きく,ソーラーが影になっても表示に影響せず,平方根(ルート)計算もできるので,私はこれを使いました.ちょっと大きいけどとても使いやすいです. 


リンクは貼りませんが,色違いでAmazon限定版もあります.

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試験当日:会場の様子

◆学科試験は午前中10:00〜12:00までの2時間です.

私が指定された会場ではフリースペースが用意されていました.なお,あまり早く会場に行っても部屋に入れてもらえませんでした.ご注意ください.

◆試験開始20分前になると試験に関する注意事項等の説明が始まります.ここからは参考書等をしまわなければいけません.

大きな声では言えませんが,あらかじめ自分が座る席を確認しているのであれば1分1秒を惜しんでぎりぎりまで階段の踊り場等で勉強するのはアリだと思います.

2級の実技は点数がごくわずか足りず不合格になったので,そうしておけば良かったかもしれないと悔やみました.

◆試験開始1時間経過したら解答用紙を提出の上,受検室から退出できます.

3級学科の試験問題で2時間全部使うことはまずないでしょう.

それどころか早ければ30分かかりません.実施側も心得てますので気にせず退出してかまいません.

もちろん時間いっぱいまで受検室にいても良いでしょうけれど,次の実技に備えた方が賢明だと思います.

抜かりなく見直したらさっさと退出してフリースペースで机を確保するのがいいでしょう.もしかしたら昼食場所の確保を気にする方がいらっしゃるかもしれませんが,フリースペースは飲食可でしたので心配無用です.

試験直前の学科勉強法

これは2級の学科で実際に直前に用いてぐっと点数が上がった方法ですので,3級でも効果ありと思われます.苦手な分野1つだけでもいいから是非試してみてください.

<方法>
①このサイト3級FP過去問解説(1級と2級も解説中!)〜ファイナンシャルプランナー資格の過去問を無料解説〜で過去問を呼び出す(学科解説をクリック).2010年9月〜2017年1月分までの過去問があります(2017年3月時点).

②同分野の問題(例えば不動産なら問21〜25,問い51〜55)を連続して直近最低3回分,できれば5回分連続で取り組む.

③同分野の問題はノートの同じページに結果を書いておく.特に間違った問題は必ずどこを間違ったか書いておく.

必ず3回〜5回分の過去問を連続して解いてノートに記録するのがミソです.そうすれば,同分野での得意/苦手な問題が一目瞭然になっているはず.間違った問題,不得手な問題を可視化してから,もう一度取り組むと知識が定着しやすいと思います.

 

◆FP試験は参考書・問題集を読み,過去問を解くことで傾向は十分つかめます.しかし,参考書に記載されていないことが出題されることがあります(2級のみならず,3級もそうです).そういう問題でも過去問に度々登場していたことがあるのです.

同じ分野の過去問を数回分連続して解く
「この問題に似たのをさっき見たぞ」というのが必ず出てきます.頻出問題は要注意です.

3級は参考書と問題集でまず十分だと思いますが,不安な方はこの方法で苦手問題をあぶりだしましょう.私はこのやり方で2級学科試験での得意分野の穴を埋めるとともに,苦手分野で頻出する問題の知識をそれなりにカバーして合格点に達しました.時間があったらぜひお試しください.時間がなかったら苦手分野についてだけでもやってみましょう.

3級FP対策テキスト

◆個人的にはテキストより問題集から取り組んだほうがいいと思います.

なぜなら,やみくもにテキストを読むより,問題のレベルを先に把握したほうが効率良く勉強を進められるからです.

問題集で解けない問題に出くわしたら参考書を読んで確認する.これを数回繰り返して苦手問題をつぶしていけばいいと思います.

繰り返しますが,実技は必ず一通り解いてみないと本番で後悔します.実技試験は15問しかありません.5題あって各3問.配点が3点,3点,4点がランダムになっています(50点満点).配点が大きいのでミスすると痛いです.

3級実技の問題は2級にくらべてかなり平易です.きちんと電卓を叩いて解答できるよう,問題集を繰り返し練習しましょう.学科より失敗が少ないのはむしろ実技のほうです.

まずは絶対に3級をとりましょう.がんばってください!

◆テキストと問題集はきんざい(一般社団法人金融財政事情研究会)のものを用いました.

以下の3冊はいずれも2017年9月〜2018年5月の試験に対応した版です.