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腰椎横突起を骨折しました:腰骨を強打・骨折したときの覚え書き

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はじめに

何が起こるのか分からないのが人生というもの.今から約7年前,2010年1月5日に階段から滑って腰を強打しました.ビル・ロビンソンのワンハンド・バックブリーカーでもくらったかのような衝撃でした.痛いのなんのって・・・

同じ目に遭う方がいらっしゃらないことを祈るとともに,この記事が腰を強打したときになにかの参考になることを願います.  

 

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腰を強打したら我慢しないですぐ病院へ

●腰を強打した→ただちに整形外科を受診することを強くおすすめします.

「ただちに」の理由の一つは,原因を特定してできるだけ早く適切な治療を施すためです.当たり前ですね.でも,その当たり前がなかなかできません.

「打ち身だったら,湿布しとけば2日くらいで痛みはおさまるだろう」などと考えたのは当の本人ですが,それが大間違いでした.

何はともあれただちに病院へ!が最適解です.もし屋外で腰を強打して痛くて患部を動かせず,一人で立てない・歩けないなどの事態に陥ったら,まよわず救急車を呼んでもらうにこしたことはありません.

動けない・歩けないことはないけれどものすごく痛む,という場合には自力で病院にいきましょう.たいしたことがなければ,それに越したことはないのですから.

腰椎横突起骨折とは

●診断結果→腰椎横突起骨折.説明はこちらが簡潔だと思われます.

かいつまんで書いておくと,腰椎から横に伸びている突起状の骨(横突起)があり,それらは背筋等(腸要筋も)の力を腰椎に伝える役目をしているのだとか.その骨が何らかの原因による外傷で折れた場合,症状としては,骨折部位を押すともちろん痛むほか,腰を動かす,足を動かす(腸要筋との関連)と痛む状態になります.

ちなみに
くしゃみすると骨に響くような激痛が走ります.花粉症の季節には腰を打たないよう,特に細心の注意が必要でしょう.なお,姿勢にもよりますが患部に負荷をかけない状態で座ることは可能なので,ブログを書いたりデスクワークをしたりはできます.私は当時某大学で講義を持っていてどうしても仕事に穴を空けるわけにいかなかったので,必死の思いで完遂しました.でも決しておすすめできません.できるだけ安静にしましょう.

●骨折時に尿管を損傷する可能性があります.排尿時血尿の有無の注意が必要です.血尿がみられたときはすぐ担当医を受診して,泌尿器科を紹介してもらいます.幸い,そうはなりませんでした

保存療法:安静第一

●たいていのケースの治療は手術適応ではなく,保存的治療(保存療法)となります.

腰を腰痛ベルト・コルセット等
で固定して,なるべく動かさないようにします.「安静にするのが治療です」と先生に言われました(大人なら意味がわかると思いますが「レスリングしないようにね〜」とも言われました).腰痛ベルトは多種多様なようですが,診察したその場で病院で用意しているものを装着されました.


●重症じゃないかぎり,腰椎横突起骨折で
入院させられることはまずないと思います(家族としては入院してもらったほうが楽かと).

家で安静にすることを強要されるため,家庭内での患者は間違いなく
役立たずになります.何をどうやっても家族に迷惑をかけることになりますので,気まずい,もしくは物理的にまずい状態に陥らないよう,家族とのコミュニケーションには日頃から気を配りましょう.

●ケガをしてから2〜3週間は患部が痛みます.繰り返します.くしゃみすると激痛が走ります

●患部に湿布(ロキソニンテープ)を貼り,内服薬(痛み止め+胃薬)を飲んで対応します.痛み止めとしてロキソニンを処方されました.ロキソニンは骨折時に限らず鎮痛剤として服用できますので,余ったら保管しておいても良いかもしません,ただし,
当ブログでは一切責任を持ちませんので,余った薬についてはお医者さんに相談してください.今は違う薬を処方されるかもしれません.足首の関節炎を患ったときにはセレコックス処方でした.

腰痛ベルト

●腰痛ベルトの着用にあたっては,一つ注意することがあります.

それは,締めすぎると下肢が
ひどくむくむことです.普段履いている靴が合わなくなるほど足がむくんだこともありました.

下肢のむくみはいろんな病気のサインになるとのことですが,この場合のむくみの原因はまず間違いなく腰痛ベルトのせいです.病気を疑って鬱になるよりも,横になって休むときにはベルトを外すなどして調節したほうが良いでしょう.

私は病院で出された腰痛ベルトをしていました.もしそれが体に合わなければ市販品を試してみてはいかがでしょうか?メーカー各社がいろんなタイプの製品を出してます.

日本シグマックス マックスベルトR2 321206(4L)

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定期的に受診する

●診察は断続的なレントゲン検査および自己申告による経過観察でした.

受診時には早く社会復帰したいからと言って,
痛いのに痛くないなどと虚偽の報告をしてはいけません.痛いときはちゃんと医師に伝えましょう.自分の経験では,3週間程度で痛みはかなり引いてきました.それ以上経っても強い痛みが残っているのであれば何か他に痛みを引き起こす原因があるのかもしれません.その原因は患者本人にはわかりませんし,お医者さんも検査しなければ何もわかりませんので,受診したときに症状をきちんと伝えましょう.

●放射線の曝露量をコントロールするためかどうかはわかりませんが,レントゲン検査のために毎週病院に通ったわけではありませんでした.頻繁にレントゲンを撮ってもあまり意味がないでしょうし.通院日程はお医者さんの指示に従いましょう.

●痛みが引いたからといって,腰に負荷がかかる行動は慎みましょう.調子に乗ってベイブレードをシュートしまくって腰が痛んだとて,言い訳は一切通用しません(注:当時はメタルファイトベイブレードという玩具がたいそう流行っておりました.2015年11月現在はベイブレードバーストが発売中)

●事故後ほぼ2ヶ月経過して,通院終了となりました.念のためにまだ腰ベルトは装着しています.また,腰に負担がかかる姿勢をとるととたんに腰が痛みます.腰椎横突起骨折は慢性腰椎の原因になりうるとのことですので,腰に負担をかけないよう注意することを自分に言い聞かせておきます.

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保険を申請する

●前述したように,”腰を強打した→すぐに整形外科を受診します.「すぐに」の理由の一つ”,はすでに述べました.理由はもう一つあります.それは,傷害保険等の申請にかかわるからです.

●事故等による休業補償のために個人で傷害保険に加入している方も少なくないと思います.あるいは,会社で団体保険に加入している場合もあるでしょう(確認したほうがいいかもしれません).

保険金申請には病院に診断書作成を依頼するのですが,病院側で記入する受診/治療期間は当然ながら,その症状で患者がその病院に
初めて受診した日から起算することになります.病院側は,患者がいつケガしたかなんて自己申告は,一応カルテに書いてはありますが,診断書には書けませんものね.2日前にケガしたとか言う患者がいて,実際には10日前なのかもしれないし.

●傷害保険等の申請によって休業補償が補填されるのであれば,その日付は事故が生じた日とその事故によって初めて受診した日のタイムラグが少ないほうが補償額は多くなる可能性があります.

例えば,ケガによる休業で,休業補償が7日分でる保険に加入していたとします.ある人が全治7日のケガをして休業を余儀なくされたとします.しかし,休んでから初めて受診したのがケガの5日後(すなわち6日目)だとします.ケガをしてすぐに受診していれば,7日分まるまる休業補償を得ることができたのに対して,そんなに日数がたってから受診したので,わずか2日分しか補償してもらえないことになります.自分の体のことのみならずお財布のことも考えると,受診するのは早いほうが良いのです.このことも自分に言い聞かせておきました.

骨折から7年経って

骨折してからほぼ7年が過ぎました.経過は正直言って良くはないです.日常生活では特に気にならないのですが,ディズニーランド/シーでアトラクションを3時間待ったりするとかなり腰が痛みます.机に脚を上げたりするのもNGです.腰に負担のかからない姿勢をとるよう,心掛けています.

サッカー選手のネイマールが2014年7月4日(日本時間5日),ワールドカップブラジル大会準々決勝のコロンビア戦で背中にひざをぶつけられた件はまだ記憶に新しいと思います.ネイマール選手は,腰椎横突起のひびでした.骨折・ひびの箇所によっては入院するほどひどい事になることもあります.

withnews.jp

注意一秒,ケガ一生.学生時代,筆者は足首も骨折しています.二度あることは三度ある,とはならないよう気を付けたいものです.

以上,備忘録でした.

ではまた!