おまきざるの自由研究

好奇心の赴くままに

はてなブログは何字まで書けるのか?文字数の限界を見たままモードで検証した

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【筆者注】この記事は参考書に基づき学術論文スタイルを踏襲したため,謝辞以外は「ですます」ではなく「である」を用いました.記事については査読どころではない段階のゼロ稿であることをご了承ください.なお,あくまでネタであることをご理解ください.
"A test to count the number of characters in Hatenablog service "MITAMAMA mode" under preview screen."

Abstract(概要)

はてなブログの一編集モードである「見たままモード」のプレビュー画面において何文字まで表示可能なのかについて,実際に文字数をカウントすることによって検証した.検証方法として,数字の羅列の連続を数えることは,目に過剰な負担を生じさせる可能性を排除することが困難であると考えた.そして,日本語の表記体系,すなわち「ひらがな,カタカナ,漢字」を用い,5文字というカウントが容易な文字数かつ「ひらがな・カタカナ・漢字」がそれぞれ混ざることなく意味が連続し,しかも,はてなブログ界隈でおそらく最も親しみやすいワードを選定することに成功し,プレビュー画面における文字制限数を世界で初めてカウントした(と思う)

Introduction(はじめに)

ユーザーがWebサービスを選択するに当たって,そのサービスにおける文字制限数は重要な判断基準の一つとなりうる.例えばTwitterの文字制限数が140字であることは広く認知されている.Twitter社が文字制限数上限を1万字へと変更を検討していることに対して様々な評価があったことは記憶に新しいが,「ツイッター1万字」に不満殺到 | R25)のような批判は,Twitterにおける従来のユーザービリティーを著しく損なう可能性への「拒否反応」を示している.

一方,ブログサービスを利用するユーザー,ブロガーもメディアクリエイターも分け隔て無くおそらくそうだろうと予期するが,Twitterの文字制限数が140字ではとうてい自分が書きたい内容に必要な字数を満たすことはない.このことは,「ブログサービスにおける文字制限数が140字などということはあるはずがない」と誰もが意識することもなく予測していることを意味する.すなわち,このことは,ブログサービスによる文字制限数がユーザーがブログサービスを選択するに当たって一つの重要な指標となりうることを示唆する.

では,各ブログサービスの文字制限数はどうなっているのだろうか?ブログサービスごとの文字数制限の比較 - longlowの日記(2008)によると,ライブドアブログは本文:半角32000文字(全角16000文字)・追記:半角64000文字(全角32000文字),
アメーバブログは記事本文:全角20,000文字(半角40,000文字)・記事タイトル:全角48文字(半角48文字),ウェブリブログは「1件の記事につきタグを含めて20,000文字までとなっております。20,000文字を超える記事をご投稿いただく場合、複数の記事に分けてご投稿いただくようお願い申し上げます。」,はてなダイアリーは「1日の日記の最大入力可能な文字数は、約6万5千文字までとなっております。 こちらを超えた場合、それ以後のテキストが切られた状態で日記が更新されたり、文字化けが発生することがございますのでお気を付けください。」とのことである(「」は引用そのままの文).

今,筆者ははてなブログを利用している.はてなブログ正式版は2013年1月23日からサービス開始された(はてなブログ - Wikipediaより).三木(2015)によると,その文字制限数はMarkdown記法でのプレビュー文字数の限界が約6万5,000文字とされている(【検証】はてなブログでの文字数制限は本当に存在するのか? - MIKINOTE).

しかしながら,筆者が日頃利用している編集モードは「見たままモード」である.「見たままモード」についてのみならず,はてなブログヘルプを見る限りではどの編集モードに対しても文字制限数についての規定は見当たらなかった(はてなブログ ヘルプ 目次 - はてなブログ ヘルプ).

TARA(2015)によると,1万2,105文字の記事はプレビュー画面にすべて収まった(はてなブログに文字数制限があった話。だいたい12000文字でアウトみたいです。 - Appism).一方,つっちー(2015)は9,396字まで文字数を減らしてようやく表示できた(はてなブロガーは気を付けて!!アフィ記事は文字数制限引っかかるかもしれない話。 - 非アクティビズム。)という.

この記事は,はてなブログの一編集モードである「見たままモード」のプレビュー画面において何文字まで表示可能なのかについて,実際に文字数をカウントすることによって検証する.「見たままモード」の文字制限数を明らかにすることにより,文字制限数を考慮しながら記事を執筆することから発生するストレスを軽減する効果が期待できる.

Material and Methods(材料と方法):10万文字を羅列し,プレビュー画面でカウントする

文字制限数をカウントするに当たり,できるだけ簡易な方法を採用することが望ましい.例えば数字を0123456789と羅列させることにより,10文字の1セットをつくる.これを10セット連続して配置することにより,100文字1バウトを形成する.さらに1バウトを1,000個配置すれば10万文字を記載し,プレビューさせることができる.

しかしながら,数字の羅列の連続を数えることには,目に過剰な負担を生じさせる可能性がつきまとう.したがって,数字以外を用いることが望ましいと考えられる.

そこで,日本語の表記体系,すなわちひらがな,カタカナ,漢字を用いることとした.特に,5文字あるいは10文字というカウントしやすい文字数かつ「ひらがな・カタカナ・漢字」がそれぞれ混ざることなく連続し,しかも,はてなブログ界隈でおそらく最も親しみやすいワードを選定することに成功した.

それは,「ヒトデ祭り」だ(今日はヒトデ祭りだぞ!より).カタカナ×3文字,漢字およびひらがな各1文字という絶妙な配置に加え,Google及びYahoo! JAPANにて「ヒトデ」で検索すればトップページに掲載されていることからリンクしやすいというのも利点である.なお,「今日はヒトデ祭りだぞ」もちょうど10文字なのだが,すでに「ヒトデ祭り」によって結果を得た後に気付いたfind outため,この記事では不採用とした.

なお,手順は以下の通りである.

1.「ヒトデ祭り」4回繰り返し配列し,20文字の1行のセットを作る.→A
2.Aを5行連続させ,「ヒトデ祭り」20個による100文字のバウトを10個作る.
3.各バウトの5行目冒頭にナンバリングを施す(100〜1000まで)→B
4.Bを丸ごとコピー&ペーストし,要所にナンバリングを施す.

Results(結果)

編集画面において,「ヒトデ祭り」を10万文字羅列させた(図1).ちょうど1万〜10万になる各バウトの5行目には,図1のようにナンバリングが施されているのがわかる.図1は「100000」を施した直後の画像である.

 
図1.「ヒトデ祭り」10万文字分の「見たままモード」編集画面.

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「見たままモード」編集画面上では,10万文字でも警告等は一切発生しなかった.ただし,このテストでは引用も画像もないため,記事内容によっては異なる結果が得られるかもしれない.

次に,これをプレビューさせた(図2).スポンサーリンクの文字が見える.しかし,バウトは4行で切られている.どのバウトの1100文字目なのかは図2からはわからない.

図2.プレビュー画面.

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プレビュー画面に切り替えても,文字数は10万字を示しているが,これだけでは何文字まで表示しているかは読み取れない.

そこで,各バウトの5行目に施したナンバリングの数字を検索した.大きなナンバリングは10000,20000,〜100000まで施してあるので,10000,20000,30000,40000を検索した.

すると,40000まで検索で表示された(図3).

図3.プレビュー画面での40000文字表示.

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しかしながら,50000は表示されなかった(図4).ブラウザ(Firefox)の検索窓が赤表示されていることから,50000は見つからなかったのだ.つまり,文字数制限は4万〜5万の間である.

図4.ブラウザの検索窓には50000が赤表示されている.

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あとは,40100以降をスクロールすればいい.その結果,プレビュー画面に表示された文字数は4万9,180文字だった.

Discussion(考察)

検証の結果,はてなブログの編集画面「見たままモード」におけるプレビュー字の文字制限数は4万9,180文字であることが明らかとなった.ただし,これは「ヒトデ祭り」1行20文字を5行をベースに10万文字を羅列した方法を用いた場合の結果であり,他の方法では変動する可能性があることを指摘しなければならない.

また,画像や引用,ヨメレバ(書籍紹介ブログパーツ ヨメレバ),カエレバ(商品紹介ブログパーツ カエレバ),ポチレバ(iPhoneアプリ紹介ブログパーツ ポチレバ)など各種ブログパーツを記事に含んでいれば,プレビュー画面で全てを表示できるかどうかの文字数の指針として4万9,180という数値を用いるのは適当ではないだろう.

したがって,プレビュー画面にすべてをおさめて確認したいのであれば,TARA(2015,はてなブログに文字数制限があった話。だいたい12000文字でアウトみたいです。 - Appism)や,つっちー(2015はてなブロガーは気を付けて!!アフィ記事は文字数制限引っかかるかもしれない話。 - 非アクティビズム。)のようにそれぞれの管理者が記事を執筆しながら調整することが最善の方法と考えられる.

では,なぜプレビュー画面の文字数が4万9,180に制限されているのだろうか?至近要因としては"技術的な何か,あるいは仕様のため"と思われる.それしか言いようがない.

ブログは決まった書式も必要としないし,誰かが先に書いた内容について追従して記事を書いても,剽窃に該当しなければまず問題はないだろう.ブログは論文ではないからだ.また,ブログに書いてあることがすべて真実である必要もない.それは読者が判断するべきことだからだ(もちろん,嘘八百や間違いだらけの記事を書いてばかりいれば淘汰されるのは容易に想像できる).

ただし,ブログと論文には共通していることがある.それは読まれなければ何にもならないということだ.筆者の記事自体,5,000字を超えてしまっている.こんなの誰が読むのか正直わからないが,書いてしまったものはしかたない.しかたないものはしかたないのである.

一方,on the other hand究極要因の観点からは,ブログ管理者が生存する上での利益に資するためであると考えられる.つまり,5万文字を超えるような長文をブログに書いて誰にも見向きされないという不利益をできるだけ回避し,なるべく誰かに"読まれやすくするため"にプレビュー画面で再考を促しているのである.なお,今後,SEO対策上5万文字超の長文が有利となるような環境変動が起こるなら,この制限は撤廃されるものと予測される(追記:このへんは空想なので真に受けないで下さい).

なお,すでに述べたことだが,longlow(2008)によるとはてなダイアリーの文字制限数が約6万5,000字であり,これは三木(2015)によるMarkdown 記法でのプレビュー文字数の限界が約6万5,000文字という検証結果と符号するのは興味深い(ブログサービスごとの文字数制限の比較 -longlowの日記(2008)【検証】はてなブログでの文字数制限は本当に存在するのか? - MIKINOTE).筆者にはこの関連を紐解く知識も能力もないので,この点については専門家によるさらなる調査を期待する.

Acknowledgement(謝辞)

引用したすべてのブログ記事に謝意を表します.特に以下のブログ管理者には感謝申し上げます.

d.hatena.ne.jp 

www.mikinote.com

www.tarappism.com

 

そして彼がいなければ文字制限数をカウントすることはできなかっただろう. 

www.hitode-festival.com

References(参考文献)

引用していませんが,この本を参考にしました.論文書くときにはとても良いアドバイスがたくさんある本です.

これから論文を書く若者のために

これから論文を書く若者のために

 

 

所有してないけれど最新版はこちらになります.

これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版

これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版

 

 

Correspondence to: おまきざる (id:browncapuchin), Japan.

Received 25 February 2016; revision accepted ----------

 

 ではまた!

なお,この記事は改訂するかもしれませんし,しないかもしれません.少なくともmajor revisionはしないつもりです.