おまきざるの自由研究

好奇心の赴くままに

21年ぶり,待望の出版:『世界で一番美しいサルの図鑑』【書評】

21年振りにサルの図鑑が出版されました.それが『世界で一番美しいサルの図鑑』.ヒトについて興味・関心がある方にはもちろん,ヒト科ヒト属ヒトの皆様にはぜひ手にとって欲しい一冊です.

母をたずねて三千里のアメデオは何と言う種のサルなのか検証した

母をたずねて三千里というアニメに登場するアメデオは,シルバー・マーモセットの体色に顔・手足の黒い多種を組み合わせた架空の新世界ザルと考えられます.少なくともハヌマン・ラングールでもベロー・シファカでもありません.

霊長類であるヒトは,同じく霊長類であるサルを食べる生き物である

ヒトは霊長類の一員です.そしてヒトは霊長類を食べます.このエントリではニホンザルの狩猟について,そしてブッシュミートについてごく簡潔に紹介します.

千葉県アカゲザル問題の経緯と外来生物についての雑感

はじめに 千葉県アカゲザル問題の経緯 人がしでかした不始末のけりは人が付けるしかない 交雑自体が問題なのではない ダメなことは他にもある ナイルパーチ ジャワマングース 将来にツケをまわさないために 引用・参考文献 https://www.nies.go.jp/biodivers…

排卵日に見知らぬオスと交尾する?覚えておきたいニホンザル・メスの性行動

性周期には,受胎可能性が高い排卵時期があります.しかし,ニホンザルのメスを外から観察するだけではいつ排卵時期を迎えるのかはわかりません.メスとオスが交尾していても,それが受胎に結びつく可能性が高いタイミングで行われているのかどうかは,いく…

霊長類世界最速スプリンターは誰?:覚えておきたいパタスモンキーの話

パタスモンキーは霊長類最高速度の55km/hで走るという.100m走なら6.5秒だ.しかし誰がパタスモンキーの走行速度を測ったのだろうか?文献によるとHall(1965)となっている.しかし,Hallの論文を読んだところ,Tappann(1964) reports driving in his vehic…

2時間5回の射精も子は出来ず?:覚えておきたいニホンザル・オスの性行動

(出典:http://blog.livedoor.jp/cpiblog00543/archives/50517174.html) 君のお父さんは誰だい? ニホンザルの集団についてはすでに書いた通り,性成熟したオスとメスが一つの集団に共存する複雄複雌型と呼ばれる群れを形成します. 生まれる前から決まっ…

オスが幼女を養女にして群れを作る:覚えておきたいマントヒヒの社会

はじめに マントヒヒとは 一夫多妻型の社会にもタイプがある マントヒヒの群れの作り方 はじめに 私たち日本人に馴染み深いニホンザルは,オスの子どもはいずれ自分が生まれた群れ(出自群)から出て行く一方,ほとんどのメスは出自群に生涯留まり,母から娘…

この毛なんの毛 気になる毛:覚えておきたいニホンザルの体毛の話

ニホンザルは,ヒト以外の霊長類の北限に分布しています.このため,北限の生息地である青森県下北半島のような寒冷地のニホンザルは早くから注目されていたようです.寒冷地に生息するニホンザルについては,「厚くて熱絶縁性に優れた被毛(注:動物の体表…

生まれる前から決まった人生:覚えておきたいニホンザルの社会

タイトルは少々盛ってます.でも,ニホンザルのメスの人生は,生まれる前からかなりの程度決まってるのです. また,サルといえば「ボスザル」を思い浮かべる方も多いかもしれません.大分県高崎山での出来事は記憶なさってる方もいることでしょう. しかし…

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